味田みよ(みたみよ:生年不明~)
系統:山形系
師匠:小林吉太郎
弟子:
〔人物〕山形県米沢市のこけし描彩者。小林吉太郎の弟子の栗山一太郎の姪にあたる。主に新型こけしの描彩者として活躍した。また吉太郎が叔父一太郎の師匠であった関係から、昭和14年以降信濃町時代の吉太郎の専属描彩者の一人でもあった。生年月日、没年月日等不詳。
〔作品〕昭和17年8月に戦前の東京こけし会が頒布した袖珍こけしのシリーズの第三回頒布中の一つに50番として味田みよのイタヤ材の作がある。様式は小林吉太郎の弟子達が作る吉太郎型に近いこけしであるが、筆致表情ともに力強さに欠ける。
〔 5.0cm (昭和15年)(中屋惣舜旧蔵)〕 袖珍こけし50番
〔伝統〕山形系
〔参考〕