遊佐博志

遊佐博志(ゆさひろし:1953~2003)

系統:鳴子系

師匠:岡崎才吉

弟子:遊佐妙子/千葉友一

〔人物〕昭和28年1月8日、宮城県玉造郡鳴子町の岡崎斉吉の六男に生まれる。岡崎仁治は長兄である。昭和40年に古川工業高校を卒業したが、その在学中より父岡崎斉吉について木地を学んだ。遊佐耕三の娘妙子と結婚し、遊佐家の婿となった。遊佐家に入ってからもこけし製作を続け、妻女妙子に描彩も教えた。おしどり工人として知られたが、平成9年1月15日に没した。行年51歳。弟子は妻女遊佐妙子のほかに、千葉友一 がいた。

遊佐博志 平成7年 

〔作品〕岡崎斉吉よりの伝承であるが、昭和30年の斉吉の作風を継承するというよりは、その時代の観光土産としての一般的な鳴子の様式に従っていた。


〔30.3cm(平成8年)(高井佐寿)〕

〔伝統〕鳴子系一般型

 

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