小林元(こばやしはじめ:1959~)
系統:肘折系
師匠:小林定雄
弟子:
〔人物〕昭和34年7月31日、岩手県和賀郡湯田町湯の沢のこけし工人小林定雄、光子の長男に生まれる。高等学校卒業後、父の小林定雄について木地を学び、昭和54年21歳よりこけしを作り始めた。その後しばらくの間こけしの製作を中断していたが、昭和57年に中川昇の長女順子と結婚し、昭和59年より順子がこけし製作を行うようになったのを機会に、元もこけし製作を再開した。
〔作品〕父小林定雄の作風を継承している。
〔右より 15.2cm(昭和54年頃)、26.0cm(昭和59年頃)(高井佐寿)〕
〔伝統〕肘折系文六系列
〔参考〕