高梨邦夫

高梨邦夫(たかなしくにお:1929~2017)

系統:土湯系

師匠:大内一次(見取り)

弟子:

〔人物〕昭和4年9月25日、福島県安達郡大玉村に生まれる。成人して福島県岳温泉の扇や旅館に勤めていたが、温泉街の松野屋で大内一次が木地を挽いてこけしを作るのをみて興味を抱き、工房に出入りするようになった。正式の弟子になったわけではないが、木地への興味から大玉村の自家にロクロを据え、こけしを作るようになった。出来たものを一次に見せに行ったりしたという。
平成29年1月5日没、行年89歳。
 

〔作品〕正式にこけし工人を目指したわけではないが、大内一次風の作品をある程度製作した。作品数は多くはない。


〔29.2cm(昭和50年頃)(ひやね)〕

〔伝統〕土湯系

 

〔参考〕

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