佐藤茂利治

佐藤茂利治(さとうもりじ:1907~1944)

系統:遠刈田系

師匠:佐藤円吉

弟子:

明治40年11月4日、宮城県刈田郡宮村遠刈田新地の佐藤茂吉五男に生まれた。大正10年ころから兄の佐藤円吉について、木地を修業した。一人前となって及位の佐藤文六の駅前工場に行って働き、その後仙台の兄孝之助の工場で職人をした。間もなく応召となり、昭和14年にサイパン島へ渡ったが、昭和19年6月15日爆撃にあって死亡した。行年38歳。こけしは修業時代に作ったが、その作品は未確認である。

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