佐々木染蔵(ささきそめぞう:生年不明~)
系統:鳴子系
師匠:安藤齢太郎
弟子:
明治31年11月30日、農業佐々木染治長男として銀山温泉に生まれた。大正11年12月と大正13年12月に、区長だった藤屋旅館主人藤要吉の努力で、安藤齢太郎を木地講師とする山形県木地講習会が、林八旅館や、伊豆定雄の家でそれぞれ1ヶ月ほど行なわれた。染蔵は伊豆定雄、羽咋芳太郎等と共にこの時に木地挽の技術を学んだ。昭和初年ころまで自宅で木地業を営んだが、その後本業の農業と銀山名物の笹饅頭作りが忙しく転業した。こけしは作ったらしいが確認されていない。