杉浦健治（すぎうらけんじ：1879～）

系統：土湯系

師匠：佐藤寅治

弟子：

福島県飯坂の人。健治の父が義太夫を通じて八幡屋佐藤応助と懇意であった。そこで応助の養子佐藤栄治の紹介を受け、明治31年20歳で栄治の師遠刈田の佐藤応助について木地を修業した。〈こけしの追求〉に採入された根本与市の聞き書きによれば、松浦賢治となっており、いづれが正しいか不明である。飯坂へ帰ってからしばらく木地業に従事していたが、間もなく中止して家業の下駄屋を引き継いだという。詳細の経歴は不明、作品は未確認である

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