佐藤栄作(さとうえいさく:生年不明~)
系統:弥治郎系
師匠:新山栄五郎
弟子:
明治30年5月9日、佐藤栄四郎の四男として遠刈田に生まれた。周助、雪之助、栄治郎は兄である。従兄にあたる弥治郎の新山栄五郎について木地の修業を行った。〈蔵王東のきぼこ〉によると兄弟子に国分惣作、国分祝、新山栄助等がいた。また同書では栄五郎の弟子となった年次を栄五郎の18歳の頃、明治21年頃としているが、栄作の生年月日より見て明治末年の頃であろうと思われる。その後遠刈田へ戻り木地挽をしたというが詳細の経歴は不明である。後年山形県東田川郡朝日村に移ったと言う 。
弥治郎山神社の寄進額に「一金五拾銭 佐藤栄作」と栄作の名がある。