朴の木

モクレン科の落葉高木。学名 Magnolia obovata、あるいは M. hypoleuca。
大きく育つ4木で、樹高30 m、直径1 m以上になるものもある。樹皮は灰白色、きめが細かく、裂け目を生じない。は大きく、長さ20 cm以上、時に40 cmにもなる。
成長が早いため材はやや柔らかめだが、質が均一で加工しやすいことや軽量であることから、建具、タンスの引き出し、まな板、額縁、版木、定規、将棋の駒などにも使われる。
木地山から北海道旭川に移った小椋米吉は、依頼されたこけしの製作によく朴の木を使った。阿部平四郎は米吉の復元を行ったが、名古屋の愛好家で材木商の豊田勘一が朴材の提供を行ったので、名古屋こけし会では平四郎の朴材シリーズとして米吉型の特別頒布を続けることが出来た。また平四郎は泰一郎型にも朴材を用いた。

 

 

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