平賀輝幸

平賀輝幸(ひらがてるゆき:1972~)

系統:作並系

師匠:平賀謙次郎/平賀謙一

弟子:

〔人物〕  昭和47年3月1日、こけし工人平賀謙一の長男として宮城県作並に生まれる。
昭和62年ころからロクロに向かっていたが、正式な修業は高校卒業した平成2年3月からであり、こけしもこの時期から製作している。
父・謙一(平成19年8月11日没)、祖父・謙次郎(平成24年2月14日没)が健在の間は、作並温泉の工房で三代で製作した。平成14年3月〈こけし手帖・494号〉にその模様が紹介された。

平賀輝幸 平成26年6月15日

平賀輝幸 平成26年6月15日

〔作品〕  祖父・謙次郎、父・謙一から継承した平賀謙蔵型の作並系こけしを作る。
繊細なロクロ模様を駆使した小寸や新しい意匠の変わり型の他に、マニアの復元依頼にも意欲的に応えている。

平賀輝幸
〔18.5cm(平成23年)(山藤輝之)〕

平賀輝幸
〔6.0cm、7.0cm、8.5cm、11.0cm(平成23年)(山藤輝之)〕


〔 18.3cm(平成29年6月)(橋本正明)〕

〔伝統〕  作並系平賀系列。
※平賀謙蔵は山形系の小林倉吉のもとで修業しているが、作並に戻り旧来の作並こけし復元を志した。

参考)

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