〔人物〕 明治2年11月1日、福島県土湯温泉の東屋旅館の斎藤幸吉・ときの二男に生まれる。 父の旅館は兄の孝之介が継いだので、太治郎は学校卒業後、手に職を就けるべく明治19年より22年まで西山辨之助について木地修業をした。… 続きを読む
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渡辺隆
〔人物〕 昭和28年6月1日に生まれる。渡辺等の娘美紀子の婿となり、昭和55年2月より義父等について木地技術を習得、こけしの製作を開始した。義父の等は昭和57年に60歳で亡くなった。妻女美紀子もこけしの描彩を行う。 〔作… 続きを読む
佐藤正一
〔人物〕 明治38年3月30目、福島県信夫郡庭塚村の農業佐藤善四郎・米子の次男に生まれる。大正7年3月庭塚尋常小学校卒業。太治郎の次女のきみと結婚し、土湯の会津屋に勤務した。昭和5、6年ころ土湯に土産物店を開… 続きを読む
斎藤弘道
〔人物〕 昭和5年8月8日福島県土湯の製炭業斎藤幸太郎・エキの長男に生まれる。父の幸太郎は斎藤太治郎とその妻であった会津屋の娘たまとの間の長男。従って弘道は太治郎の直系の第一孫にあたる。昭和20年3月土湯尋常小学校を卒… 続きを読む
渡辺等
〔人物〕 大正12年2月10日、福島県土湯温泉上ノ町農業渡辺治作、イクの五男に生まれる。渡辺定巳は兄。昭和12年土湯尋常小学校を卒業後、土産物店さかえやを経営。昭和41年12月より一年間斎藤弘道と西山憲一について木地を学… 続きを読む
陳野原和紀
〔人物〕 昭和4年3月11日、林業陳野原健蔵、フジヱの長男として土湯に生まれる。弟の陳野原幸紀は健蔵五男である。 昭和18年3月土湯尋常高等小学校卒業後は山仕事に従事、その後鶴見の工場に勤務。 昭和39年4月土湯に帰り、… 続きを読む
斎藤僚子
〔人物〕昭和38年6月9日、福島県福島市土湯温泉の斎藤弘道、とみの次女に生まれる。昭和57年3月福島市立成蹊女子高校を卒業、株式会社キャノンに入社、福島工場に勤務した。高校卒業の頃からこけしの描彩に興味を持ち、父弘道の指… 続きを読む
斎藤とみ
〔人物〕昭和10年8月3日、福島の理髪業宍戸又蔵の娘に生まれる。父について理髪の技術を修得した。福島市土湯温泉のこけし工人斎藤弘道と結婚し、土湯の上ノ町通りで理髪業を営んだ。斎藤僚子は次女である。夫の弘道も理髪業を手伝う… 続きを読む