阿部市五郎

阿部市五郎(あべいちごろう:1945~)

系統:木地山系

師匠:宮原泰治/伊藤友一

弟子:

〔人物〕 昭和20年1月29日秋田県雄勝郡皆瀬村川向藤倉の農業阿部一郎の長男に生まれる。 昭和59年3月より叔父の宮原泰治について木地の修行を始めた。初期には鳴子風の一般型を作ったが、ごく一時的である。こけしの描彩は伊藤友一の指導を受けた。また柴田良二とは永年の友人であり、柴田鉄蔵型を習った。昭和61年2月より伝統こけしの作品を世に出すようになった。身体が不自由で車椅子生活になったが、木地は自ら挽いてこけしの製作を続けている。古品の研究にも熱心である。

阿部市五郎 平成20年 〈伊勢こけし会だより・127〉より
阿部市五郎 平成20年 〈伊勢こけし会だより・127〉より

阿部市五郎 平成27年
阿部市五郎 平成27年

〔作品〕 昭和59年に最初に作ったこけしは鳴子風の一般型で、帯をつけ、楓様の模様を墨で描いたものであった。製作した本数は限られている。
木地山の伝統型を志して佐藤秀一に泰一郎型製作の許可を求めたが断られた。伝統型の木地の形と描彩は伊藤友一に習った。

〔29.4cm(平成12年)(高井佐寿)〕
〔29.4cm(平成12年)(高井佐寿)〕


〔 24.5cm(平成24年12月)(橋本正明)〕 柴田鉄蔵型

平成29年5月に湯沢で東京こけし友の会の談話会が小椋石蔵をテーマにして開催されたが、下掲はそのとき展示されたり写真で紹介された石蔵を研究して作ったもの。東京こけし友の会の平成29年6月例会で頒布され、翌月の高岩寺の即売展においても販売された。


〔右より 19.8cm、21.2cm(平成29年6月)(橋本正明)〕 小椋石蔵型二種

系統〕 木地山系

〔参考〕