日下秀行

日下秀行(くさかひでゆき:1977~)

系統:遠刈田系

師匠:佐藤哲郎

弟子:

〔人物〕  昭和52年年12月19日 宮城県白石市に生まれる。学校を出て、しばらく土木・建設業の仕事についた。その後、自分の一生の仕事を求めてサービス業や販売業などに就いたが、納得のいく仕事はなかなか見つからなかった。
平成21年6月に求人票を見て応募したのが、宮城県蔵王町の「伝統こけし工人後継者育成事業」であった。これに採用されて伝統こけしの製作を学んだ。この時採用されたのは、日下秀行のほか達曾部早苗(現在佐藤姓)、熊谷祐太の三名であった。最初の3年間は、遠刈田伝統こけし木地玩具業協同組合に所属している数名のこけし工人から指導を受け、平成23年12月からは佐藤哲郎に約一年間師事し研鑽を積んだ。
〈伊勢こけし会だより・138〉(平成24年2月)で新作者として紹介された。平成24年6月の東京こけし友の会例会では新人工人として紹介され頒布された。
平成25年から「みやぎ蔵王こけし館」で木地玩具の製作補助や来館者にこけし製作実演と体験教室の指導などを行った。
平成26年夏に白石より、遠刈田へ居を移し、師匠哲郎の家の近くで工房を開き独立した。

日下秀行 平成26年

日下秀行 平成26年

〔作品〕 日下秀行のこけしが正式に売り出されたのは平成24年4月からである。
師匠哲郎譲りのこけしを作る。
下の写真は、極初期の修業時代および哲郎こけしを習得中の作品である。

〔右より 18.2cm(平成22年頃 修業時代)、18.2cm(平成24年1月)(伊勢こけし会だより・138)〕
〔右より 18.2cm(平成22年頃 修業時代)、18.2cm(平成24年1月)(伊勢こけし会だより・138)〕

〔18.2cm(平成24年2月)(山藤輝之)〕
〔18.2cm(平成24年6月)(山藤輝之)〕
東京こけし友の会例会新人頒布

平成28年には師匠佐藤哲郎の父吉弥の型を追求して発表した。吉弥型には戦前と戦後の吉弥を手本とした二種があったが、いずれも原物に迫って緊張感のある秀作であった。

〔20.7cm(平成28年8月)(橋本正明)〕 佐藤吉弥戦前型
〔20.7cm(平成28年8月)(橋本正明)〕 佐藤吉弥戦前型

〔伝統〕遠刈田系吉郎平系列

〔参考〕

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