作成者別アーカイブ: nakaneiwao

鈴木秀斉

〔人物〕鈴木秀斉は昭和2年生まれのこけし工人で、日下源三郎の弟子として山本吉美により〈伊勢こけし会便り・5〉誌上で紹介された。またその名前は清水寛〈こけし全工人の栞〉、高井佐寿〈伝統工芸 東北のこけし〉にも見える。紹介の… 続きを読む

瀬谷スイ

〔人物〕猪苗代町のこけし工人瀬谷重治の妻女であり瀬谷幸治の母親。こけしの描彩を行い、頒布されたこともあったが余り知られていない。  スイは昭和2年2月9日、佐藤左右輔(そうすけ)、ヨシの八人兄弟の第八子(男四人・女四人)… 続きを読む

兼子専一

〔人物〕大正8年1月25日に農林業、兼子和吉、ツルヱの第一子(男五人・女一人)として秋田県皆瀬村川向林に生まれた。長男なので家業と家督を継いだ。在学中から勉強が好きで特に国語が得意であった。海軍に入隊後、戦艦に乗船してい… 続きを読む

本田陽子

〔人物〕昭和49年7月31日、青森市古川に建設会社勤務の工藤覚弥(かくや)、恵子の長女として生まれる。青森市でグルーミングショップを経営する兄(昭和44年生)がいる。平成4年3月に東奥学園高等学校卒業後、みちのく銀行行員… 続きを読む

佐藤広子

〔人物〕昭和36年5月5日、秋田県川連町大舘の木地業佐藤秀一、カネの3人兄弟(女・男・女)の末子に生まれた。祖父の兼一は戦前よりこけしを作った事で知られている。兼一の母ヨシは初右衛門本家の小椋養治の長女で泰一郎とは兄妹で… 続きを読む

岡本雄

〔人物〕昭和59年10月22日、秋田県仙北郡美郷町に生まれる。平成19年大阪芸術大学デザイン学科卒業後、岐阜県高山市の家具工場に就職して各種家具の製作に従事した。平成24年アフリカンドラムに触発されギニア共和国へ渡航して… 続きを読む

竹田齋夫

〔人物〕 昭和16年8月4日、山形県米沢市中央の竹田巳代吉、たつの七人兄弟の五男として生まれた。父の巳代吉は雪室に雪を保存する雪屋を営み、料亭や氷屋等に雪氷を卸していた。齋夫は、昭和33年米沢商業高校中退後に長兄俊雄が工… 続きを読む

石山陽子

〔人物]昭和12年11月25日、木地業石山三四郎、きくの二女として山形市山寺芦沢1810番地に生まれる。女性三人男性二人の五人兄弟の二番目である。和夫は叔父にあたる。四番目の弟健一も少量こけしを製作したことがあるが、令和… 続きを読む

本田英司

〔人物〕昭和46年6月4日、青森県弘前市の木地師本田功、奎子の長男として生まれる。生粋の弘前っ子で、妹がいる。平成4年に体調を崩し弘前大学人文学部(現在は人文社会科学学部)経済学科を3年生で休学した。その後サラリーマン生… 続きを読む

高橋仁

〔人物〕昭和10年7月10日、山形県上山に生まれた。学業終了後、明治乳業に就職し、上山、天童の工場に勤務した。昭和41年結婚を機に、自ら技術を身に着けることを決意し、昭和42年末より翌5月までの期間に、鳴子の早坂隆につい… 続きを読む