カテゴリー別アーカイブ: 南部系

松田晋

〔人物〕昭和47年7月26日、岩手県盛岡市清水町の木地業松田弘次の長男に生まれた。松田木工所は清水町から高松の池の奥の上田堤に移って家業を継続した。晋も平成6年より木地の修業を始め、平成8年4月より晋名義の作品を出すよう… 続きを読む

常川正義

〔人物〕昭和22年9月12日、岩手県遠野市遠野町の木地業常川新太郎、タマの二男に生まれた。父新太郎について木地挽きを学び、昭和52年頃からこけしの製作を始めた。父新太郎生前中には、一家のこけしは基本的にみな新太郎の名義で… 続きを読む

常川雄三郎

〔人物〕大正3年7月3日、岩手県盛岡市紺屋町の常川正雄の三男に生まれた。長兄は新太郎、次兄は潤次郎、弟に秀雄、左吉雄がいた。長兄の新太郎より木地を学んだ。昭和11年に遠野の菊池町長の招聘で一家は遠野材木町に移住した。遠野… 続きを読む

高橋純逸

〔人物〕鳴子出身の木地師という。大正5、6年ころ秋保で飯坂の佐藤菊蔵とともに働いたことがある。その後、岩手県藤根村に移りこけしも作ったらしい。 三重の伊藤蝠堂が昭和15年5月5日に開催した第8回於茂千也祭記念において出さ… 続きを読む

高橋悟郎

〔人物〕明治34年1月12月、岩手県和賀郡笹間村(現花巻市)中笹間の仏画師高橋庄吉の五男として生まれた。22歳のとき北海道へ渡ったが、脚気を患ったため24歳で帰郷した。花巻で傘口クロ(和傘の部品)の目立て職人をしていた兄… 続きを読む

高橋金三

〔人物〕大正12年8月10日、岩手県花巻市の木地業高橋悟郎の長男に生まれた。弟に金四郎がいる。父の悟郎はもともと傘ロクロの職人であり、特に矢田目式傘ロクロを用いていたが、さらに静岡で当時先端の芦川式傘ロクロを学んだ。悟郎… 続きを読む

佐藤和子

〔人物〕昭和21年1月15日、岩手県盛岡市清水町の木地業松田精一の次女に生まれた。長兄は弘次。 結婚して佐藤姓に変わったが、昭和59年実家の兄弘次より木地挽きを教わり、昭和60年頃からキナキナを製作するようになった。 〔… 続きを読む