〔人物〕 昭和22年4月19日、渡辺徳三、カヨの4人兄弟(一男三女)の長男として二本松市小浜町に生まれる。出生時、徳三は福島県庁土木部勤務でエンジニアとして地元の橋の建設等に携わっていた。その後県庁を退職して、兄弟で奥… 続きを読む
阿部常吉
〔人物〕 明治37年12月24日、山形県西田川郡温海町温海温泉の木地工人阿部常松・登喜恵の次男として生まれた。父常松は土湯出身で阿部吉弥の四男、松屋の阿部治助はその甥に当たる。父常松は明治21年15歳の頃に土湯を出て、… 続きを読む
佐藤広子
〔人物〕昭和36年5月5日、秋田県川連町大舘の木地業佐藤秀一、カネの3人兄弟(女・男・女)の末子に生まれた。祖父の兼一は戦前よりこけしを作った事で知られている。兼一の母ヨシは初右衛門本家の小椋養治の長女で泰一郎とは兄妹で… 続きを読む
田邉香
〔人物〕昭和49年9月15日、埼玉県戸田市の石英ガラス加工職 峰岸忠男の三女に生まれる。平成10年3月北里大学水産学部を卒業後、水産会社の研究室や水質分析の仕事に従事した。平成22年に結婚した。 元々職人の手仕事への憧れ… 続きを読む
小浜子守地蔵尊
福島県二本松市小浜宇反町にある万人子守地蔵尊。子どもの守り本尊として「子地蔵尊」を貸し与える風習があり、子地蔵を里帰りさせ、新たに祈祷を受けるために、5月3日~5日の例大祭には 多くの参詣者が訪れにぎわう。発祥の時代はつ… 続きを読む
国分栄一
〔人物〕 昭和7年7月19日、白石町清水小路の国分栄七の長男に生まれる。戸籍表記は國分榮一。祖父は福岡村沼の国分徳治、徳治の兄寅吉の息子が国分惣作である。惣作は新山栄五郎の弟子であった。国分陞は弟である。 栄七は次男であ… 続きを読む
山尾昭子
〔人物〕昭和4年1月29日、宮城県秋保町湯元字薬師のこけし工人山尾武治の長女に生まれた。山尾昭は兄にあたる。父武治のこけし描彩を見て育ち、自らも描彩するようになった。戦後の山尾武治名義で世に出たこけしのかなりの部分が昭子… 続きを読む
吉田邦男
〔人物〕昭和3年9月9日生まれ。昭和30年より新型こけしを製作していたが、山形のしばたはじめのすすめで大宮正安の指導を受けるようになり、昭和55年頃からこけしを発表した。昭和56年7月に山形市七日町に工房を持った。 &n… 続きを読む
池内潮音
〔人物〕平成9年2月16日千葉県勝浦市串浜に池内円海(えんかい)、玲子の3人兄弟の長女として生まれる。父円海は650年の歴史を有する日蓮宗の潮耀山(ちょうようざん)恵日寺(えにちじ)の第39世住職である。 潮音は平成27… 続きを読む
阿部一好
〔人物〕福島市土湯温泉の佐藤左志馬の弟子。土湯の蔦屋阿部国松の遠縁にあたる。生年月日等不詳である。昭和28、9年頃中学時代に左志馬に短期間弟子入りし、左志馬のこけしによく似たこけしを作った。〈こけし手帖・68号〉佐久間貞… 続きを読む