タグ別アーカイブ: 秋山忠

佐藤常吉

秋田県川連の木地師。明治末期に鳴子に来て秋山忠の木地工場(西条菓子店の辺りにあった)で職人として働いた。この時、この工場で秋山慶一郎も共に木地を挽いたという。 忠の弟子とも言われるが、川連から木地職人を招いて椀木地を挽か… 続きを読む

尻替玉

馬具の一つ。通称、管(くだ)と言って馬の尻尾の捌きを良くするために使われた。尻がい玉ともいう。馬の尾の下を通して両端を鞍に付ける。 尻替玉作りは、ロクロの工法と刃物の扱いの習得になるので、戦前には鳴子はじめ各産地で、弟子… 続きを読む

高山良吉

〔人物〕明治22年5月7日、秋田県雄勝郡駒形村字仙道に生まれた。13歳で川連の七山家に奉公に出たが、やがて技術を身に付けることを志すようになった。大正元年年7月、鳴子で木地修業をしていた同郷の高橋卯一を頼って鳴子に行き、… 続きを読む

秋山耕一郎

〔人物〕明治43年3月5日、宮城県玉造郡鳴子の木地業秋山耕作、とらよの長男に生まる。大正2年ごろより一家で南津軽郡蔵館に移り、さらに大正5年ごろ大鰐へ移った。大正12年に一家は鳴子へ帰り、鳴子で父耕作について木地を修業し… 続きを読む

秋山清一

〔人物〕 大正4年11月15日、山形県南村山郡堀田村大字高湯(現在の蔵王温泉)の木地業秋山慶一郎、ヱミの長男に生まれる。父慶一郎は秋山忠の弟で、宮城県涌谷の生まれ、鳴子で兄忠について木地を学んだ。大正4年には堀田高湯の能… 続きを読む

秋山耕作

〔人物〕  明治14年12月18日、宮城県遠田郡涌谷の商業秋山清八郎・らんの長男に生まれる。秋山忠、慶一郎、清作は弟である。秋山家は代々士族であったが、維新後は一族北海道に渡り、清八郎家のみが墓守りに残った。 … 続きを読む

松田初見

〔人物〕  明治34年9月15日、鳴子の松田喜三、くのの長男に生まる。父喜三は栗原郡一迫町の出身であったが、鳴子に移り住んで力仕事の労務に従事していた。母くのは柴崎丑次郎の姉にあたる。 明治45年12歳のとき秋山忠に弟子… 続きを読む

大沼岩蔵

〔人物〕  明治9年2月10日(旧暦明治 9年1月16日)、宮城県玉造郡鳴子町湯元の木地業大沼甚三郎・ときの長男として生まれる(一説に明治8年生まれともいうが戸籍上は明治9年である)。父甚三郎は大沼家の甚五郎次… 続きを読む

秋山忠

〔人物〕   明治21年8月26日、宮城県遠田郡涌谷の商業秋山清八郎、らんの次男に生まる。秋山家は代々士族であったが、維新後に一族は北海道に渡り、清八郎家のみが墓守りに残った。 清八郎一家は明治31年… 続きを読む

秋山慶一郎

〔人物〕    明治23年10月15日、宮城県遠田郡涌谷の商業秋山清八郎、らんの三男に生まれる。長兄は秋山耕作、次兄は秋山忠である。明治31年一家は鳴子に移った。小学校時代同級生に同名の者が… 続きを読む