大内恵津子

大内恵津子(おおうちえつこ:1960~)

系統:土湯系

師匠:大内一次/大内慎二

弟子:

〔人物〕 昭和35年6月10日、薬剤師河野安男の長女として東京に生まれる。福島県岳温泉の大内慎二と結婚、昭和59年3月より慎二の祖父大内一次、夫慎二についてこけしの描彩を学んだ。恵津子はもともと画才があり、作品としての絵画や本のイラストなどの製作も行っている。
こけしは昭和60年ころから商品として蒐集家の手に渡る様になった。描彩はさすがに上手で人気もあったが平成20年ころから休業しているのは残念である。

大内慎二、恵津子 昭和62年頃 (佐藤健兒朗撮影)
大内慎二、恵津子 昭和62年頃


大内恵津子  平成15年

〔作品〕 初期の作は大内一次の作品を写すことから始めていた。昭和59年6月のごく初期の作品がこけし千夜一夜に紹介されている。


〔18.3cm(平成10年ころ)(橋本正明)〕

次第に古品の研究も行い、今朝吉の型や下掲写真のように一次の戦前作を復元した作品も作った。

〔18.1cm(平成15年ころ)(橋本正明)〕
〔18.1cm(平成15年ころ)(橋本正明)〕

系統〕 土湯系

〔参考〕

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