佐々木和郎

佐々木和郎(ささきかずお:1934~2006)

系統:木地山系

師匠:井川武松

弟子:

〔人物〕昭和9年4月15日、秋田県湯沢市の菓子製造業佐々木貞吉の二男に生まれた。本来は湯沢で漆器や強度民芸を扱う店を経営していた。昭和42年4月より井川武松の指導で木地を挽くようになった。昭和44年1月より見取りでこけし製作を始めた。胴模様に湯沢の伝統的な凧「まなぐ」のの模様を配したこけしを作った。昭和53年に〈伊勢こけし会だより・第7号〉で取り上げられ、紹介された。
平成18年9月1日没、行年73歳

佐々木和郎

〔作品〕木地山系の様式のこけしを作ったが、師匠からの継承というよりは見取りで作るようになった。胴の前垂れに「まなぐ凧」を配したのは和郎の工夫であろう。 


〔右寄り 24.0cm(平成10年)、24.0cm(平成11年)(高井佐寿)〕

〔伝統〕木地山系一般型

 

〔参考〕

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