菅原くにみ(すがわらくにみ:1948~2003)
系統:鳴子系
師匠:菅原和平
弟子:
〔人物〕昭和23年2月1日、宮城県玉造郡鳴子町の木地業菅原春治の長女に生まれる。菅原家は元来木地師の家系であったがこけしは作らず、父春治の代に岡崎斉などのこけしを見取りで学んでこけしを作り始めた。昭和42年4月、栗原郡一迫町の狩野和平と結婚、和平は菅原家の養子となった。昭和46年に長男の昌秀が生まれた。和平は岡崎斉司に習ってこけしを作るようになり、くにみも和平の木地に描彩するようになった。
平成15年8月30日没、行年56歳。
〔作品〕夫和平は岡崎斉司の指導を受け、くにみもその様式に倣って夫和平の木地に描彩をした。
〔伝統〕鳴子系岩太郎系列
〔参考〕