菅原直義

菅原直義(すがわらなおよし:1933~1986)

系統:鳴子系

師匠:松田初見

弟子:山下洋

〔人物〕昭和8年2月20日、鳴子自由業菅原直治・ことぢの三男に生まる。昭和23年3月鳴子中学校卒業後、昭和24年8月より鳴子の大沼宜輔工場で松田初見より木地を習った。昭和28年7月よりこけしは製作している。昭和33年頃大沼宜輔工場に入ってきた山下洋にこけし製作を指導した。昭和36年8月に独立、鳴子町新屋敷にて開業した。〈こけしガイド〉で工人として紹介された。昭和61年11月6日没、行年54歳。 


菅原直義  昭和42年

〔作品〕筆致が柔らかく、描彩はのびやかで素直なこけしを作る。戦後の松田初見より出発しているので、一般型ではあるが、それなりに個性と魅力もあった。


〔24.0cm(昭和55年)(高井佐寿)〕 

〔伝統〕鳴子系。鳴子共通型

〔参考〕

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