高崎祐一(たかさきゆういち:1933~2021)
系統:山形系
師匠:高崎栄一郎
弟子:
〔人物〕昭和8年9月11日、山形県米沢市のこけし工人高崎栄一郎の長男に生まれた。昭和24年米沢第一中学校を卒業し、直ちに父の栄一郎について木地を学んだ。その後一年間は夜間高校に通った。昭和32年佐藤芳美の次女美和子と結婚、やがて美和子は家業を手伝い、昭和33年5月ころより栄一郎や祐一の木地に描彩をするようになった。祐一はもっぱら木地挽き専門に父の仕事を手伝っていたが、昭和50年代に入ってから描彩も練習するようになり、昭和58年より祐一の描彩によるこけしを祐一名義で出すようになった。
令和3年2月27日没、行年数え年89才。
〔作品〕父高崎栄一郎の師匠である小林吉太郎の様式を継承した。
〔伝統〕山形系
〔参考〕