大沼覺(おおぬまさとる:1948~)
系統:鳴子系
師匠:大沼純
弟子:
〔人物〕昭和23年5月1日、玉造郡鳴子温泉の土産物店経営大沼純の長男に生まれる。昭和46年大学卒業後会社員となった。昭和50年に会社を退職し、父の大沼純より木地挽きの指導を受け、昭和53年よりこけしを作り始めた。平成4年8月に父の大沼純が亡くなり、鳴子駅前の「おみやげの店大沼」を継承した。平成6年に土産店の半分を改装し喫茶店を開業、その後も余暇にこけしを作り続けたが,平成12年以後は木地を休止している。
〔作品〕父の大沼純の作風を受け継いだ鳴子共通型である。胴模様は一般的な菱菊と楓がある。
〔伝統〕鳴子系 鳴子共通型
〔参考〕