早坂彰康

早坂彰康(はやさかあきやす:1933~)

系統:鳴子系

師匠:岡崎斉司

弟子:

〔人物〕昭和8年7月26日、宮城県加美郡東小野田町農業早坂善五郎・あきよの三男に生まる。新制中学卒業後、昭和27年9月より岡崎斉司の弟子となり、昭和33年まで修業、年期明け後も岡崎の職人として勤めた。〈こけしガイド〉で紹介された。昭和50年4月に鳴子新屋敷で独立した。


早坂彰康 昭和42年

〔作品〕岡崎一家の作風を受けついで、温厚なこけしを作っている。胴には、主に菱菊を描いたが、楓、牡丹、桔梗、撫子など岡崎の家で描く模様は、一通り描いた。独立後も岡崎の店に作品が並べられていた。


〔18.0cm(昭和34年)(高井佐寿)〕

 〔伝統〕鳴子系岩太郎系列。斉によって完成した岡崎の伝統を継承。

 

〔参考〕

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