渡辺重吉(わたなべじゅうきち:1921~1996)
系統:土湯系
師匠:渡辺恒彦
弟子:
〔人物〕 大正10年5月19日、福島県土湯温泉の農業渡辺喜三郎の三男に生まれる。本業は石材業であったが、昭和51年より土湯の渡辺恒彦に師事し、本業の傍らこけしの製作を始めた。
平成8年7月19日没、行年76歳。
〔作品〕渡辺恒彦の本人型をベースに重吉の型を製作した。下掲は昭和52年作、重吉としては初期のもので、面描も自然である。その後次第に目の湾曲が極端な癖のある表情となった。
下掲はやや目の湾曲が強くなった時期の作。
〔伝統〕土湯系湊屋系列
〔参考〕