大森久幸(おおもりひさゆき:1960~)
系統:遠刈田系
師匠:大森久一
弟子:
〔人物〕昭和35年3月10日、宮城県白石市のこけし工人大森久一の長男に生まれる。
父の久一は白石で新型木地を挽いていたが、昭和39年より遠刈田温泉の佐藤哲郎の指導を受け、遠刈田で伝統こけしを製作するようになった。久幸も父久一についてこけし製作の技術を学んだ。ただ身体は丈夫なほうではなく、製作数も少ない。 その後木地業を続けるのを諦め、他職についたという。
〔作品〕父久一の様式を継承している。作品数は少ない。
〔伝統〕遠刈田系吉郎平系列
〔参考〕