八鍬長作

八鍬長作(やくわちょうさく:1876~1944)

系統:肘折系

師匠:

弟子:

明治9年、肘折のそばや八鍬長助の長男に生まれた。元来塗師であったが、大正6年ころ八鍬製椀工場を作り、川連より職人を招いて操業した。のちに長男長蔵、次男長太郎、三男長治に椀類を挽かせた。昭和19年4月15日没。長作自身はこけし作者ではない。
弟の長吉(明治19年12月2日生。没年不明)は、明治32年ころ佐藤周助に木地を習い、職人として周助のもとで数年働いた後、料理屋に転業した。後年、東京の南千佳に移り、ここで没した。

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