小椋五郎左衛門の子。戸籍表記吉左エ門。信州で生まれた。文政元年、父五郎左衛門とともに宮城県加美郡中新田門沢山に移り、さらにニ、三年後には秋田県雄勝郡大川目山(木地山の北北東約7km)に渡り、初右衛門系と合流した。ここで文… 続きを読む
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小椋初右衛門
秋田県に異動して来て木地山を形成した初右衛門一族は代々初右衛門を名乗る者が多い。久米之丞初右衛門は飛騨より会津立岩郷木賊山に移り、文化5年頃仙台側より羽後大川目山に渡り、加美郡中新田から来た小椋吉左衛門の一族と合流した。… 続きを読む
小椋岩右衛門
小椋信右衛門の子。信右衛門一族は文化10年(1827)に近江を出て信州に移り、文政年間に宮城県玉造郡中山平に漂移し、蛭谷系の氏子狩に応じた。岩右衛門は天保七年(1836)の飢饉に追われて羽後に入り、雄勝郡高松村桂沢に木地… 続きを読む
つんけ
木地山系、山形小林一家など一部のこけし後頭部に見られる毛束のこと。 つんけを描く工人として知られているのは、中ノ沢岩本善吉、木地山系小椋泰一郎、小椋久四郎、小椋石蔵、土湯系佐久間由吉、山形の小林倉吉、清蔵、栄蔵、作並の平… 続きを読む