タグ別アーカイブ: 西山辨之助

西山濱吉

天保元年4月7日、福島県信夫郡土湯村の佐久間亀五郎の二男に生まれた。長兄は佐久間弥七、浅之助、作蔵は甥にあたる。木地の技術は父亀五郎より修得した。同村の西山長太郎長女サクと結婚し、西屋西山金作(戸籍名弥三郎)の夫婦養子と… 続きを読む

佐久間弥七

文政5年、奥州信夫郡土湯村の木地業稲荷屋佐久間亀五郎、キジの長男に生まれた。西屋の養子に入った西山濱吉(二男)は弟である。幼少時より父につき木地修業。父創案のでこに工夫し、首の回る弥七でこを作った。15歳で父に死別し、母… 続きを読む

斎藤太治郎

〔人物〕 明治2年11月1日、福島県土湯温泉の東屋旅館の斎藤幸吉・ときの二男に生まれる。 父の旅館は兄の孝之介が継いだので、太治郎は学校卒業後、手に職を就けるべく明治19年より22年まで西山辨之助について木地修業をした。… 続きを読む

西山勝次

〔人物〕 明治17年12月25日、福島県信夫郡土湯村上ノ町に生まる。木地業西山辨之助・ヨネの長男。兄弟はシモ、トク、源助、弥三郎、イト、政次、スイ、トメ、マツの四男六女であった。祖父の濱吉は佐久間亀五郎の二男で、西山長太… 続きを読む

大内今朝吉

〔人物〕 明治16年11月25日福島県安達郡岳温泉の旅館主鈴木治三郎・カメの次男に生まれる。父治三郎は、明治10年安達郡石井村鈴石字堀越より婿入りし、温泉宿扇屋を営む傍ら農業にも従事していた。この当時の岳温泉は深堀という… 続きを読む

大内慎二

〔人物〕 昭和32年5月10日福島県岳温泉の会社員大内修二の二男に生まれる。 母は大内一次の妹であったが、一次に子供がいなかったため夫婦で一次の養子となった。したがって一次は慎二にとって伯父であり祖父であった。 和光大学… 続きを読む

西山敏彦

〔人物〕  昭和34年6月30日、福島県土湯温泉の木地業西山憲一・キヨの三男に生まれる。 昭和53年3月福島県立福島商業高校を卒業後、飯坂温泉のホテル聚楽㈱に入社、昭和55年転職して東北ムネカタ㈱で働いた。平成… 続きを読む

西山憲一

〔人物〕 大正9年6月13日福島県土湯温泉木地業西山勝次・キクの三男に生まれる。昭和10年高等小学校卒業後、父勝次について木地を修業、こけしの製作は戦後の昭和22年頃より行うようになった。名前は〈鴻〉の時代より知られてい… 続きを読む

西山辨之助

〔人物〕  嘉永5年11月13日、福島県信夫郡土湯村上ノ町の西山濱吉、サクの長男に生まれる。名前表記は文献によって「辯」「弁」が使われるが、戸籍上は「辨」が正しい。 父濱吉は佐久間亀五郎二男、土湯の首の回るこけしの創始者… 続きを読む