タグ別アーカイブ: うなゐの友

山中笑

明治から大正にかけて民俗、土俗の研究、習俗の調査や採録を行った人。筆名は「共古」。集古会会員。集古会にこけしを出品した記録がある。 嘉永3年11月3日(旧12月6日)江戸の四谷仲殿町西念寺(現在の東京都新宿区)の幕臣山中… 続きを読む

清水晴風

明治期から大正初期にかけて通称「玩具博士」と呼ばれた代表的な玩具研究家。 玩具趣味を最初に紹介した玩具画集〈うなゐの友〉の著者として知られ、その後の多くの郷土玩具愛好家たちおよびその収集趣味運動に大きな影響を与えた。〈う… 続きを読む

輪入り

① 輪入りとは胴の部分に輪状の突起部分が入るこけしをいう。やみよ状の動く輪の付いたこけしとは異なる。こけし図版を最初に掲載した文献〈うなゐの友〉シリーズの第貮編(明治35年12月発刊)に掲載された一ノ関のこけしがオリジナ… 続きを読む

うなゐの友

清水晴風編の〈うなゐの友〉はこけし図版を掲載した最初の文献として知られる。 編者清水晴風は当初〈うなゐの友〉十編を出す予定であったが、六編までで亡くなったので、版元芸艸堂山田直三郎の勧めで西澤笛畝が後を引き継ぎ完成させた… 続きを読む

佐藤重松

〔人物〕 慶応元年6月29日、佐藤菊治長男として遠刈田新地に生まれた。明治10年より父菊治につき木地修業、同18年田代寅之助につき一人挽きを学んだ。同年8月、田代と共に青根の丹野倉治工場の職人となった。ここで弟治平はじめ… 続きを読む