北山裕美

北山裕美(きたやまひろみ:1979~)

系統:津軽系

師匠:北山盛治

弟子:

〔人物〕  昭和54年5月26日、北山盛治・洋子の三人姉弟の次女(上に姉真由美・下に弟)として青森県黒石市浅瀬石字川合に生まれる。父、盛治はバイク・自転車販売とねぷた製作そして伝統こけし製作を生業としていて、裕美も幼少の頃より黒石ねぷた製作に関わり、凧絵やこけしに興味を覚え育った。平成10年3月青森県立黒石商業高等学校情報デザイン課卒業、平成11年3月大阪あべの辻調理師専門学校卒業した。
平成27年3月結婚し、群馬県邑楽郡で新生活を始めた。戸籍上は落合裕美である。
木地は平成28年1月より父盛治に師事して修行を始めた。こけしは同年8月より製作開始している。「幼少の頃から見て育った父親のねぷた、こけし、凧絵に深い感銘を受けていたが、結婚して故郷を離れるのを機に自分自身を見つめ直した時に、技術を学びたいという気持ちが強く起こって自ら入門した。」と語っている。
現在、師匠であり父である盛治とは居住距離が離れており、また自らも仕事を持っているので断続的にしか木地の修業はできない。月に一度帰郷し、描彩と木地を習っているが自挽き木地で作品を世に出すには未だ時間を要する様である。
なお、平成15年以降にしばらくこけしを作った姉の北山姉真由美は、平成29年4月をもって正式にこけし製作を中止したので、盛治の後継として裕美に対する期待は大きい。

  〔作品〕  今のところ市販品の木地は盛治で、裕美は描彩だけを行なっている。
平成29年3月28日の大阪こけし教室で、こけし会としては初めて山谷権三郎型2種が頒布された。古い温湯の味を伝え津軽の風土を感じる快作であった。平成29年55月3日~5日の第59回全日本こけしコンクールに作品を出品してから一般に知られ事となった。
裕美へのこけしの注文は、北山盛治経由で受け付けている。


〔右より 18.3cm、18.3cm、18,3cm、18.3cm(平成29年5月初)作山谷型・全日本こけしコンクール出品作 18.3cm、15.2cm(平成29年5月末) 山谷型・大阪こけし教室特別頒布 (中根巌)〕

〔伝統〕 津軽系温湯亜系

 

〔参考〕

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