新山亨

新山亨(にいやまとおる:1953~)

系統:弥治郎系

師匠:新山久志

弟子:

〔人物〕昭和28年6月27日、宮城県白石市福岡村八宮弥治郎のこけし工人新山久志の五男に生まれる。新山久城、慶志は兄にあたる。高校卒業後運転手をしていたが26歳の時に帰郷して家業を継いだ。昭和57年より父の久志より木地の指導を受け、同年末よりこけしの製作を開始した。昭和58年に独立した。 

新山亨

 

〔作品〕下掲は初期の作で父久志の様式を忠実に継承している。


〔24.3cm(昭和59年11月)(国府田恵一)〕

次第に亨本人の意匠によるこけしも作るようになった。弥治郎系の様式の枠内で独創性も感じられるこけしとなっている。


〔 24.5cm (昭和62年)(高井佐寿)〕

〔伝統〕弥治郎系新山系列

〔参考〕

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