広瀬重雄

広瀬重雄(ひろせしげお:1926~2010)

系統:作並系

師匠:鈴木昭二

弟子:

〔人物〕大正15年9月29日、東京都御蔵島の農林漁業広瀬秀吉の長男に生まれる。
仙台のこけし工人鈴木昭二について木地を修業した。昭和46年46歳で独立し、御蔵島に帰ってこけし製作を始めた。御蔵島特産の黄楊(つげ)をこけしの用材に使うなど工夫した。
こけし製作のほかに将棋の駒作りなども行った。天童の会田栄治の栄春堂で駒作りを学んだ。長男広瀬義則(昭和26年生まれ)、次男智幸(昭和30年生まれ)にこけし製作、将棋の駒製作の指導をした。
平成22年9月25日没、行年85歳。

〔作品〕鈴木昭二から継承した高橋吉型を製作した。作風はオーソドックスである。


〔24.0cm(平成7年)(高井佐寿)〕

〔伝統〕作並系仙台亜系

 

〔参考〕

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