朝倉英次

〔人物〕 明治44年1月1日宮城県刈田郡遠刈田新地の木地師佐藤周吾・イシの二男に生まれる。佐藤静助は長兄にあたる。 大正12年遠刈田高等小学校高等科を2年で中退し、父周吾が働く北岡木工所に入って木地修業を始めた。北岡では… 続きを読む

大葉亀之進

〔人物〕  明治37 年1月20日、宮城県刈田郡七ヶ宿村稲子の林業大葉与一郎・やす長男として生まれる。大正7年・8年の2冬に宮城縣の後援・補助金により開かれた稲子木地講習会で佐藤松之進より講習を受け修業した。こ… 続きを読む

加納正八

〔人物〕 大正8年10月4日、仙台市の工業学校教員加納伝之丞・とくの4男に生まれる。文献により庄八とするものがあるが正八の誤り。加納伝三郎は長兄にあたる。学校を卒業後、仙台の古い木地屋佐藤賢治について木地の修業をした。 … 続きを読む

加納博

〔人物〕 昭和29年7月8日、木地業加納栄次、政子の長男として仙台に生まれる。昭和45年頃より、父栄次について木地挽きを始めた。昭和46年3月には名古屋こけし会からの依頼により、こけしを製作し名古屋に送っている。祖父伝三… 続きを読む

佐久間芳雄

〔人物〕   大正10年1月15日、佐久間芳衛の長男として福島市早稲町9-20に生まれる。尋常小学校卒業後祖父由吉、父芳衛について木地挽きを修業した。その後、横浜鶴見の芝浦製作所木型部で旋盤工として働く。昭和1… 続きを読む

本間義勝

〔人物〕 昭和24年5月18日山形県酒田市上内匠町の木工所経営本間久雄長男として生まれる。久雄の経営する作業場で木地を挽いていたが、昭和51年10月の酒田大火で自宅及び作業場を焼失、以後は市内若浜町へ転居しサラリーマンと… 続きを読む

本間久雄

〔人物〕  明治43年4月14日山形県飽海郡八幡町青沢で生まれる。昭和元年17歳の時に酒田の木地師本間儀三郎に弟子入りして、木地の修業をした。久雄が儀三郎のもとで修業していた頃、柏倉勝郎が本間儀三郎の木地にこけ… 続きを読む

佐藤守正

〔人物〕大正15年12月4日、福島市大町の木地業佐藤静助の長男に生まれる。父佐藤静助は遠刈田の佐藤周右衛門の直系曾孫にあたるが、大正14年より福島に出て菅野菊好堂の職人を勤めていた。昭和12年には曾根田町で独立開業したが… 続きを読む

堀義美

〔人物〕大正8年5月2日、山形県米沢市芳泉町の堀実、しんの長男に生まれる。父の堀実は小林吉太郎と親しく付き合ううちに、自然に木地の技術を習得した。義美は父について木地の技術を学んだ。こけしは昭和17年頃に極少数製作した。… 続きを読む