作成者別アーカイブ: hashimoto

山谷清

〔人物〕 大正14年5月13日、青森県温湯の木地業山谷権三郎、ハルの長男に生まれる。昭和13年高等小学校卒業後、父権三郎について木地を習得、その頃よりこけしも製作した。戦後は郵便局などに勤めたので、こけしはほとんど作らな… 続きを読む

北山真由美

〔人物〕 昭和53年1月8日、青森県黒石市浅瀬石の北山盛治の長女に生まれる。裕美は次妹。平成15年より木地の修業を始め、平成16年4月からこけしの製作を始めた。 平成20年ころまでは盛んに作り、注文にも誠実に応えていた。… 続きを読む

山谷権三郎

〔人物〕 明治34年9月20日、青森県温湯の木地業山谷藤吉、すみの長男に生まれる。山谷の家は代々家名太兵衛(多兵衛)でおそらく家督は、この家名を踏襲していたと思われる。父藤吉の戸籍表記は太兵衛である。権三郎には弟に藤一、… 続きを読む

遊佐民之助

〔人物〕  明治22年2月5日、宮城県加美郡大平の遊佐健治・きんの長男に生まる。父健治は岩出山の出身、母きんは文久元年6月21日生まれで、鳴子の塗師高野幸作(幸八の父)の次女である。明治27年6歳のときに父と死… 続きを読む

阿部シナ

〔人物〕 大正9年7月27日、土湯の石材業加藤竹治・リキの五女に生まれる。昭和16年7月阿部治助の長男金一と結婚、金一との間には敏道がうまれた。昭和18年11月より治助木地に描彩を始めた。作品は治助名義で松屋で売られた。… 続きを読む

佐竹林之助

〔人物〕 明治17年頃、宮城県白石に生まれる。両親名および父の職業は不詳。明治31年ころより遠刈田新地の佐藤善八について木地を修業した。弟弟子に村上倉吉がいる。 師匠の善八は佐藤十松家に生まれた木地師で、重松、重吉、治平… 続きを読む

宮本永吉

〔人物〕 明治13年10月5日、岩手県西磐井郡山目村山目字東五代二に生まる。木地業宮本惣七の長男。弟に永七、栄三が居た。明治22年に母が死亡した。しばらくして一家は一ノ関市川小路の伯父惣蔵(惣七の長兄)の家に父と共に寄寓… 続きを読む

松田三夫

〔人物〕  昭和3年9月16日、宮城県玉造郡鳴子町上鳴子の木地業松田初見の長男に生まれる。鳴子高等小学校を卒業後、上京して蒲田の鉄工所に勤めるなどいくつかの職について働いたが、戦争が始まって昭和18年ころ鳴子に… 続きを読む

鮎川栄吉

〔人物〕 昭和6年5月20日、宮城県鳴子町に生まる。父は表具師の鮎川弥市。父弥市と岡崎斉が尋常小学校で同級だった関係から、栄吉は尋常小学校卒業後、斉の弟子となって木地を修業した。初期には斉司の胴模様を描き、面描は仲のよか… 続きを読む

小椋石蔵

〔人物〕 明治16年10月15日、秋田県雄勝郡川向皆瀬木地山の小椋徳右衛門、マサの 五男に生まる。父徳右衛門、兄久四郎(四男)について木地を習得、こけしも製作した。明治39年、日露戦争が終わって除隊帰郷後、泥湯に分家した… 続きを読む