カテゴリー別アーカイブ: 工人

国分佳子

〔人物〕昭和33年5月7日生まれ。こけし工人国分栄一の長男則夫に嫁した。昭和63年頃より義父栄一の指導を受け、栄一の木地に描彩を行うようになった。   〔作品〕義父栄一の勘内型を継承したこけしを主に製作した。&… 続きを読む

小関晴雄

〔人物〕大正14年8月17日、山形県米沢市竹井に生まれる。父は農業、炭焼業の小関清吉。こけし工人小関幸雄は長兄である。兄の幸雄について木地を修業しこけしの製作も行ったが、弥治郎新山福太郎の流れを汲む兄幸雄の方ではなく、小… 続きを読む

後藤善松

〔人物〕大正5年11月1日、宮城県玉造郡鳴子湯元の後藤徳治、さだよの長男に生まれた。鳴子青年学校を4年で修了後、昭和7年17歳より岡崎斉の弟子となり、6年間木地の指導を受けた。特に兄弟子本間留五郎の指導を受けたという。昭… 続きを読む

木村吉一

〔人物〕昭和26年7月12日山形県上山市のこけし工人木村祐助の長男に生まれた。木村吉太郎は祖父にあたる。昭和42年高等学校 在学中より、父祐助のロクロに上がって木地挽きの練習をした。 卒業後は牛乳販売店の経営の… 続きを読む

菅野昭一

〔人物〕昭和10年3月1日、宮城県白石市の鳶職菅野松吉、ミエの長男に生まれる。 白石中学校を卒業後、昭和25年16歳より我妻吉助に師事して木地を修業した。相弟子には六郷満がいた。昭和35年に独立し、こけしの製作を行った。… 続きを読む

菊地啓

〔人物〕 大正12年2月28日、宮城県柴田郡川崎町青根温泉の木地業菊地孝太郎の六男に生まれた。こけしは昭和は37年頃より描彩のみ少しづつ行っていたが、長兄の菊地孝治、次兄の菊地正がともに木地業を離れたので、菊地啓は昭和4… 続きを読む

川越謙次郎

〔人物〕明治40年7月30日、青森県中津軽郡藤代字川面125に生まる。父忠吉は農業。大正9年4月14歳で弘前市一番町の箱根木地師加藤勘三郎の弟子となり、木地を習得した。師匠勘三郎が他界した翌年の大正14年3月20日に鷹匠… 続きを読む

川越祥行

〔人物〕昭和17年6月29日、青森県弘前市和徳町の木地業川越謙作四男として生まれた。一家は昭和19年ころ弘前市平岡町に移転した。昭和34年7月に父謙作が急性肺炎で急逝した。そのため同年10月より弘前の大瀬徳一の援助で室越… 続きを読む

加藤信一

〔人物〕大正9年7月22日、宮城県玉造郡鳴子町の加藤恒治の長男に生まれる。国鉄に入社し定年まで勤務した。定年退職後こけし製作を志して、昭和51年に鳴子の大沼純に師事した。昭和51年6月頃よりこけしを製作するようになった。… 続きを読む

加藤正美

〔人物〕大正14年6月16日、宮城県一迫の佐藤民雄の長女に生まれる。鳴子の国鉄会社員加藤信一と結婚した。夫の信一は定年退職後鳴子の大沼純の指導を受けてこけしを製作するようになったので、正美も昭和55年頃よりこけしの描彩を… 続きを読む