〔人物〕 昭和34年1月10日、宮城県白石市小原の本田亀寿、久子の六男に生まれる。昭和48年15歳より仙台の広井通顕について約2年間木地の修業を行った。昭和50年からは父亀寿についてこけしの製作を学んだ。こけしはこの頃よ… 続きを読む
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本田久雄
〔人物〕 大正12年8月29日、宮城県刈田郡小原村字湯元二三の木地業本田鶴 松・まさの四男として生まれた。昭和13年高等小学校卒業後、父について木地を修業し、こけしの製作も行った。初出の文献は昭和15年7月〈鴻・第1号〉… 続きを読む
本田亀寿
〔人物〕 大正8年4月27日、宮城県刈田郡小原村字湯元23の木地業本田鶴松・まさの二男に生まる。長兄に安寿がいたが2歳で亡くなった。本田久雄は弟。昭和9年16歳で高等小学校卒業後、農業、土方、旅館番頭、郵便配達夫等を転々… 続きを読む
岡崎昭一
〔人物〕 昭和16年7月16日、山形県米沢市小野川温泉のこけし工人岡崎直志、菊子(戸籍表記はきく)の長男に生まれる。母菊子はこけし工人岡崎久太郎の長女である。高校卒業後、昭和35年ころより父直志について木地の技術を学んだ… 続きを読む
小幡秀松
〔人物〕 明治44年7月13日、福島県福島市置賜町の木地業小幡末松、ヨフの五男に生まれる。大正15年3月15歳で学校を卒業し、同年4月頃より父末松より木地を習った。最初の1年ほどはほとんど木取りが主で、昭和2年の初め頃か… 続きを読む
渡辺喜平
〔人物〕 明治43年10月15日、土湯の農業、木地業 渡辺久吉・イチの四男に生まれる(長兄武治、次兄源吾ともに生後間もなく亡くなっているので二男と紹介した文献が多い)。三男の兄彦平は父が姶めた旅館山根屋をついだ。渡邉作蔵… 続きを読む
鈴木米太郎
〔人物〕 明治3年12月9日、山形県西村山郡寒河江町上西小路の大工棟梁鈴木彦兵衛長男として生まる。女の兄弟が二人いた。鈴木家は代々彦兵衛を名のり、米太郎の祖父に当たる人も腕の優れた神社、仏閣等の彫刻師であった。父の彦兵衛… 続きを読む
佐藤次雄
〔人物〕 明治41年1月25日宮城県刈田郡福岡村八宮字弥治郎の佐藤勘内、ふよの二男に生まれる。母ふよは白石の高子仁四郎の三女である。佐藤伝内は伯父にあたる。佐藤雅雄は長兄、佐藤稔は弟である。 尋常小学校卒業後、父勘内につ… 続きを読む
鎌田さくよ
〔人物〕 明治42年1月18日生まれ。父は国分徳治、兄は国分栄七である。白石の工人鎌田文市に嫁ぎ、戦前に夫文市の木地に描彩したこけしが知られている。蒐集家の依頼で、昭和15年頃約50本、その後昭和18年頃までに約50本を… 続きを読む
六郷満
〔人物〕 昭和6年12月11日、宮城県白石市の公務員六郷直、きしの五男に生まれる。満の父、直は、若いころ教師をしていたが、満が出生した昭和6年には営林署の山巡査をしていた。母きしは昭和13年満が7歳の時に病死した。父は再… 続きを読む