新山真由美

〔人物〕 昭和40年8月19日団体職員伊藤文雄の長女に生まれる。弥治郎のこけし工人新山吉紀と結婚した。昭和62年4月に長男匠太が誕生した。その頃からこけしの描彩を行うようになったが、さらに昭和63年6月より木地挽きを学び… 続きを読む

新山実

〔人物〕  昭和31年3月20日、弥治郎新山学の長男に生まれる。昭和46年頃からロクロに上がっていたが、昭和49年4月高校を卒業してから、父学について正式に木地の修業を始めた。曾祖父の栄五郎型を継承している。その後広井道… 続きを読む

新山みわ

〔人物〕嘉永5年2月28日、宮城県刈田郡宮村八巻佐蔵の三女に生まれた。弥治郎の新山栄七の妻となり、長男栄五郎、二男栄助を生んだ。二人挽き時代には栄七の綱とりをし、また描彩も行ったという。栄五郎も木地修業の最初の年は、挽い… 続きを読む

新山吉雄

明治38年6月6日、宮城県弥治郎の新山久治郎、さとの六男に生まれた。福岡村の小学校を卒業後、兄久治について木地を習ったが、間もなく転業した。昭和18年頃、こけし収集家に依頼を受け少数こけしを作ったが、これらは兄福太郎の代… 続きを読む

新山吉太郎

〔人物〕昭和9年9月30日、宮城県刈田郡福岡村八宮弥治郎の農業新山吉雄の長男に生まれる。父吉雄は新山久治郎の七男末子で、久治、福太郎、左内、定雄の弟にあたる。 吉太郎は家業の農業を行っていたが、昭和47年12月より従兄弟… 続きを読む

新山吉紀

〔人物〕 昭和35年11月3日宮城県白石市福岡八宮字弥治郎の木地業新山吉太郎の長男に生まれる。昭和47年12月より父の吉太郎が新山福雄について木地の修業をはじめたので、吉紀も昭和49年ころより木地の練習をするようになった… 続きを読む

西澤仙湖

西澤仙湖(本名大石米次郎)は、元治元年4月近江国大津(現在の滋賀県大津市)に穀問屋鍵甚大石甚太郎、リウの次男として生まれる。3歳の時に父が病没したので、後妻であった母とともに、その実家(大津四の宮町にあった)に戻り、西澤… 続きを読む

西須政広

〔人物〕大正6年6月13日、山形県米沢市の西須政太郎の三男に生まれた。長兄に政芳、弟に政明がいた。昭和5年小学校卒業後、長兄の西須政芳について木地の技術を修得した。各種木地製品を挽いたが、こけしの木地も挽いた。その後兵役… 続きを読む

西須政芳

〔人物〕明治40年、米沢市御守町の西須政太郎の長男として生まれた。本名政義、こけしに署名するときだけ政芳を用いた。大正9年県立米沢工業学校を卒業、春日町で石井木工所を経営していた石井酒(みき)に弟子入りした。石井酒は岐阜… 続きを読む

西田記念館

戦前から昭和の年代にわたり、こけし界をリードしたこけし研究家・蒐集家西田峯吉のコレクションを中心に展示する記念館。 自分のコレクションをこけしの故郷に残したいという西田峯吉の意思を汲んだ公益財団法人東邦銀行教育・文化財団… 続きを読む