タグ別アーカイブ: 佐藤春二

江川のよ

〔人物〕福島県耶麻郡西会津町野沢の「野沢こけし」の作者。野沢こけしは民芸品製造業井上義治が考案した創作こけしであるが、井上義治には江川実という弟子がいた。のよ(昭和7年11月1日生ー平成21年8月没、78歳)は江川実の妻… 続きを読む

佐藤幸太

〔人物〕 宮城県刈田郡三住から大網に移った木地師佐藤與四郎・つめの長男常三郎として元治元年頃ころ生まれた。幸太の幼名を常之進友厚とする聞書〈こけし手帖・17、21、36〉もあるが、戸籍表記は常三郎である。 父與四郎の家は… 続きを読む

井上四郎

〔人物〕昭和6年2月14日、福島県喜多方市関柴町字石の堂の小林民衛、セン四男に生まれた。関柴小学校高等科を卒業後、野沢こけしの製作者井上義治の長女ゆき子と結婚し、婿養子となった。結婚後、喜多方市大道田において新型こけしの… 続きを読む

井上はる美

〔人物〕昭和30年3月1日、福島県耶麻郡西会津町の木地業井上四郎、ゆき子の長女に生まれた。昭和34年に一家は喜多方市大道田に移り、両親は新型こけしの製作に従事した。昭和44年秋に両親は熱塩の佐藤春二に弟子入りし、伝統のこ… 続きを読む

佐藤味蔵

〔人物〕 明治26年8月8日、宮城県刈田郡八宮(弥治郎)の佐勝幸太、すくの三男に生まれた。今三郎、慶治の弟で、春二の兄にあたる。末弟の春二には味蔵が主に木地の指導を行ったという。大正7年26歳のとき、山形県の白布高湯(現… 続きを読む

佐藤茂吉

〔人物〕 万延元年11月23日、佐藤友吉次男として宮城県刈田郡宮村(遠刈田新地)に生まれた。明治2年、10歳で佐藤源兵衛の寺子屋で読み書き算盤を習った。明治5年、13歳より家業を手伝い、木取りや手斧を練習、明治8年ころか… 続きを読む

佐藤春二

〔人物〕明治36年3月2日、宮城県刈田郡八宮村11番地(弥治郎)の佐藤幸太・すくの五男に生まれる。五男であるのに名前にニがついているのは誕生日の「三(月)ニ日の人」を組み合わせると「春二」になるからということであった。兄… 続きを読む

佐藤今三郎

〔人物〕明治22年11月18日、弥治郎の木地業佐藤幸太・すくの長男に生まれる。弟に慶治、味蔵、春二がいた。父幸太は遠刈田で一人挽きを学んで、弥治郎に伝えた重要な工人であり、今三郎はその父幸太について木地を修業した。幸太は… 続きを読む

佐藤セチ子

〔人物〕昭和13年7月25日生まれ。実家は農業。熱塩の佐藤春二は新山慶美の弟勝一を養子としたが、その勝一に嫁したのがセチ子である。養父春二の木地を手伝いながら描彩の手ほどきも受けた。 春二の没後は、義兄の新山慶美にさらに… 続きを読む

高田稔雄

〔人物〕  昭和48年1月8日、宮城県仙台市宮城野区の教師高田潤一・陽子の長男に生まれる。平成7年3月岩手県花巻市の富士大学を卒業し、その後印刷業・造園業等に従事した。平成22年頃より、こけしに興味を持ち、蒐集を始めたが… 続きを読む