斎藤良輔

〔人物〕 大正14年6月12日、福島県会津若松市栄町の商業斎藤栄作六男として生まれる。昭和15年尋常小学校卒業後は会津若松市内で働いたが17年に東京の軍需工場に、その後工場疎開で福井へ向かう。戦後は会津若松へ戻りアルマイ… 続きを読む

斎藤礼子

〔人物〕昭和20年11月26日、山形県蔵王高湯の斎藤源七の娘として生まれる。斎藤崇広は長兄。父の源七は昭和25年に39歳で他界した。兄崇広は緑屋の経営が軌道に乗って一段落し昭和55年頃から再びこけしも作るようになったが、… 続きを読む

酒井正二郎

〔人物〕大正10年1月1日、神奈川県横浜市藤棚の魚屋鮨屋酒井平次郎、きくえの次男に生まれる。 学校を卒業後、静岡県三島の海上保安庁の灯台に勤務した。昭和29年に妻の郷里仙台に移住、若林区新寺小路に居を構えて新型こけしの描… 続きを読む

酒井正進

〔人物〕明治32年2月1日、福島県耶麻郡蚕養字沼尻の酒井竹治、ナツの二男に生まれる。戦前に中ノ沢温泉の湯桶監視役をやっていたが、その後土産物店を経営し、さらにさかい百貨店という雑貸店を開いた。昭和8年12月より、岩本芳蔵… 続きを読む

坂下権太郎

〔人物〕 明治12年12月2日、岩手県下閉伊郡宮古の坂下茂兵衛・ヒデの二男に生まれる。明治26年15才の頃、盛岡に出て松田清次郎について木地の修業を行った。煤孫茂吉は兄弟子にあたる。年季明けする前に事情があり、宮古に戻っ… 続きを読む

坂下隆男

〔人物〕  昭和19年12月16日、岩手県宮古市末広町の木地業坂下隆蔵、テツの4人兄弟の次男に生まれる。長男に秀雄がいたが木地を業とする気持ちはなく、隆蔵は次男の隆男に木地の修業を勧めた。ただ隆蔵は戦後間もなく木工所で親… 続きを読む

坂下隆蔵

〔人物〕  明治36年12月21日、岩手県閉井郡宮古町の木地師坂下権太郎・トヨの長男に生まる。大正8年15歳より父権太郎について木地を修業後、家業を手伝う。 雑誌〈鴻・11〉にて作者として紹介される。父権太郎の没するまで… 続きを読む

坂部政次

〔人物〕大正7年6月27日、山形県村山市楯岡の車大工坂部喜久治の長男に生まれた。小学校卒業後、昭和6年から米沢市にあった戸柏五郎兵衛の下駄屋で働いたが、昭和13年父死亡に伴い小林吉太郎に弟子入りした。昭和16年応召して満… 続きを読む

坂部正博

〔人物〕昭和25年5月7日、山形県米沢市の木地業坂部政次の長男に生まれる。東京の國學院大學に進学したが、父の政次が発病したため大学を中退し、家に帰って家業についた。当初は木地玩具を中心に挽いたが、昭和52年よりこけしの描… 続きを読む

坂本恭啓

〔人物〕昭和60年3月9日、福島県双葉郡富岡町に生まれる。平成19年3月に苫小牧駒沢大学国際文化学部国際コミュニケーション学科(現在は国際文化学科)を卒業する。若い頃よりアイヌ文化や蝦夷地の勉強をしたかったので、この学校… 続きを読む