佐藤良二

〔人物〕  昭和13年10月1日佐藤伝の長男として、弟子屈温泉にうまれる。父伝は、戦後長くこけし作りから離れていたが、高松の秋田亮の勧めにより、昭和32年秋より再開して蒐集家からの注文に応じるようになった。良二… 続きを読む

第5回内国勧業博覧会

明治36年3月1日~7月31日に大阪市天王寺今宮で開催された第5回目の内国勧業博覧会。日清戦争の勝利により産業が活性化し市場が拡大していたこと、および鉄道網がほぼ日本全国にわたったことなどにより、会期153日、入場者数4… 続きを読む

清水たかよ

〔人物〕  昭和3年8月9日 農業・木地業兼業の高橋精助・サタの三女として宮城県刈田郡七ケ宿村横川28に生まれる。高橋精志は実兄で、小倉嘉三郎は伯父にあたる。昭和10年6歳の時叔母の養女となって函館に移った。函館大妻女子… 続きを読む

佐藤吉五郎

こけしの作者佐藤吉弥、吉之助兄弟の父。 元治元年2月28日、宮城県刈田郡宮村遠刈田新地の佐藤友吉の三男に生まれた。吉弥、吉之助の父。明治9年13歳より、父友吉に師事、同10年ころはもっぱら兄茂吉の綱取として働き、二人挽き… 続きを読む

高梨節子

〔人物〕昭和14年2月11日、宮城県秋保の佐藤の武雄次女に生まれる。佐藤円夫、佐藤武志の姉にあたる。昭和29年より新型こけしの描彩をはじめ、さらに昭和39年から父武雄の指導により、旧型の描彩も始めた。昭和48年頃より節子… 続きを読む

佐藤巧

〔人物〕昭和25年1月19日、宮城県柴田郡柴田の商業佐藤弘の次男に生まれる。最初に斎藤一について木地を学んだが、昭和50年より仙台の長尾昌儀の弟子となって3年間修業を続けた。 昭和53年に宮城郡松島町で独立開業し、こけし… 続きを読む

高橋勘四郎

〔人物〕 明治35年2月20日、宮城県玉造郡鳴子温泉の高橋勘治・たんの四男にうまれる。高橋盛は兄にあたる。父勘治について木地を学び、こけしも作った。深沢要が高橋盛から得た聞書きに「兄弟4人の中で、こけしを作ったのは勘四郎… 続きを読む

軽部留治

〔人物〕鶴岡市家中新町の郷土人形作家。温海の阿部常吉や、その他の工人のこけし木地に描彩し、おもに鶴岡の物産問屋丸金商店(阿部金治郎経営)より販売した。 昭和15年4月8日没、行年51歳。  〔作品〕〈こけし辞典… 続きを読む

三原良吉

宮城県仙台市の出身の郷土史家。 明治30年1月22日、宮城県仙台市に生まれた。上京して早稲田大学に学び、帰郷して大正12年に天江富弥らとともに仙台小芥子会を結成、同人としてまた郷土史家という立場からその活動を支えた。 大… 続きを読む

北山盛治

〔人物〕 昭和22年8月29日、青森県黒石市の農業北山藤逸の四男として生まれる。もともとバイクや自転車の販売を生業としていたが、ねぷた製作にも携わっていて、郷土の芸能や民俗芸術に関心が高かった。昭和57年1月より木地を学… 続きを読む