大沼孝一

大沼孝一(おおぬまこういち:1947~2004)

系統:鳴子系

師匠:桜井昭二

弟子:

〔人物〕昭和22年11月8日、宮城県玉造郡鳴子町の大沼岩治の三男に生まれる。昭和38年より桜井昭二について木地を学び、「さくらい」の職人を務めた。相弟子に及川勝範(吉田姓に変わった)がいた。
平成16年8月8日没、行年 数え年58歳。

〔作品〕「さくらい」の職人を務め、こけしの木地も長く挽いてきたので技術は安定していて、木地の形態も乱れることはない。
描彩も桜井昭二一家の様式を受け継いでいるので、完成度は高い。
ただ、職人として働いたので、大沼孝一名義の作品は意外に少ない。

〔24.0cm(昭和47年)(高井佐寿)〕

 〔伝統〕鳴子系岩太郎系列

 

〔参考〕

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