吉田勝範(よしだかつのり:1954~)
系統:鳴子系
師匠:桜井昭二
弟子:
〔人物〕昭和29年8月26日岩手県江刺(現奥州市)の農業及川善三の二男に生まれる。
中学校を卒業後、昭和45年4月より桜井昭二に師事して木地の修業を始めた。こけしの製作は昭和46年より行っている。桜井の職人を13年ほど務めたあと昭和58年に独立した。工房は古戸前、上野々スキー場の近く、柿澤是伸の工房の向かいにある。
〔作品〕「さくらい」の万之丞や岩蔵の作風を継承して製作している。また庄司永吉型等も作る。
作者の人柄を反映してか、くせのない素直な作風のこけしである。
〔右より 10.6cm(平成29年)、18.4cm(平成30年)(橋本正明)〕
こけしの頭を機首に付けた飛行機型こけしなども作っている。
〔伝統〕鳴子系岩太郎系列
〔参考〕
よしだこけし 〒989-6100 宮城県大崎市鳴子温泉古戸前132−65