柿澤眞里子(かきざわまりこ:1940~)
系統:鳴子系
師匠:柿澤是隆
弟子:
〔人物〕昭和15年9月28日、大阪の印刷業平出友次の長女に生まれる。宮城県玉造郡鳴子町のこけし工人柿澤是隆と結婚した。昭和46年頃より夫是隆について木地挽きの練習を始めた。昭和49年に長男是伸が生まれた。
眞里子名義で自作こけしを世に出したのは昭和56年頃からである。
〔作品〕夫の柿澤是隆の作風を継承したこけしを作る。
〔 24.0cm(平成11年)、24.5cm(平成13年)(高井佐寿)〕
高勘の古い様式等も試みたことがあり、下掲右端は大沼けさの風の低い肩に、けさのの菊模様を応用して描いている。
〔右より 20.8cm、20.9cm(平成16年頃)(ひやね)〕
〔伝統〕鳴子系利右衛門系列
〔参考〕