佐藤善助

佐藤善助(さとうぜんすけ:1893~1959)

系統:遠刈田系

師匠:佐藤善八

弟子:

明治26年11月11日、宮城県刈田郡遠刈田新地の佐藤の善八長男として生まれた。明治40年より父善八につき木地を修業し、大正元年ころより及位の佐藤文六の工場で職人をした。大正5年ころ一時遠刈田に帰郷し、その後仙台に行って東七番町で木地屋をしていたが、後年は製板専門の仕事となった。昭和34年10月30日、仙台市原町南目字志波北で没した。行年67歳。
こけしは残っていないが、修業時代には作ったといわれる。兄弟子に佐竹林之助かいる。林之助と同じような、周治郎系列治平家の流れを汲むこけしであったと想像される。

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