佐藤春吉

佐藤春吉(さとうはるきち:1877~1914)

系統:遠刈田系

師匠:佐藤吉郎平

弟子:

明治10年4月20日、宮城県柴田郡金ケ瀬村に河内大吉二男として生まれた。明治34年佐藤茂七の二女さんと結婚し、婿養子となった。義兄の佐藤吉郎平より木地を習い、明治40年に分家して、遠刈田新地で木地業を続けた。
大正3年に伝染病のため死亡した。こけしも作ったと言われているが残っていない。後年こけし作者となった佐藤米蔵
は春吉の長男である。ただ春吉が若くして没したため春吉から木地を習う機会はなかった。
米蔵の長男がこけし工人佐藤一夫である。

 

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