荒木千代一

山形県鶴岡の生まれ。竹野銀次郎について木地を習得した後、箱根にて修業した。〈こけし手帖・25〉の深沢要遺稿集によると、「大正11年帰郷後、こんなものを作ってくれとの、商人の依頼により、少量のこけしを作ったに過ぎない。もちろん、師匠より習いたるものではなく、また自分の創作でもない。それに本人は何度も『別段に変わりたることもなく、再び作ることはご勘弁下されたく侯』と謝っている。」とある。のちに熱海に移ったともいうが詳細は不明である。 

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