高橋悟郎

〔人物〕明治34年1月12月、岩手県和賀郡笹間村(現花巻市)中笹間の仏画師高橋庄吉の五男として生まれた。22歳のとき北海道へ渡ったが、脚気を患ったため24歳で帰郷した。花巻で傘口クロ(和傘の部品)の目立て職人をしていた兄… 続きを読む

高橋金三

〔人物〕大正12年8月10日、岩手県花巻市の木地業高橋悟郎の長男に生まれた。弟に金四郎がいる。父の悟郎はもともと傘ロクロの職人であり、特に矢田目式傘ロクロを用いていたが、さらに静岡で当時先端の芦川式傘ロクロを学んだ。悟郎… 続きを読む

高梨節子

〔人物〕昭和14年2月11日、宮城県秋保の佐藤の武雄次女に生まれる。佐藤円夫、佐藤武志の姉にあたる。昭和29年より新型こけしの描彩をはじめ、さらに昭和39年から父武雄の指導により、旧型の描彩も始めた。昭和48年頃より節子… 続きを読む

高崎祐一

〔人物〕昭和8年9月11日、山形県米沢市のこけし工人高崎栄一郎の長男に生まれた。昭和24年米沢第一中学校を卒業し、直ちに父の栄一郎について木地を学んだ。その後一年間は夜間高校に通った。昭和32年佐藤芳美の次女美和子と結婚… 続きを読む

高崎美和子

〔人物〕昭和10年3月13日、山形県米沢市の農業佐藤芳美の次女に生まれた。昭和32年米沢の高崎祐一と結婚した。家業のこけし製作を手伝うようになり、昭和33年5月より舅の高崎栄一郎や夫の祐一の木地に描彩を行うようになった。… 続きを読む

添川一

〔人物〕大正9年8月7日、東置賜郡高畠町中和田の農業添川貞太郎の長男に生まれた。昭和25年より米沢市仲町のこけし工人小林友次の弟子となりこけしの描彩を学んだ。 ただ軍隊時代に患っていた関節リュウマチが再発したので木地は挽… 続きを読む

清野武治

〔人物〕昭和12年8月24日、福島市の木地業清野倉吉の六男に生まれる。実家が木地業であったため若い頃からある程度木地は挽けたが、昭和60年頃にこけしの製作を志すようになって自分流に作り始めた。平成9年に土湯の今泉源治の手… 続きを読む

菅原和平

〔人物〕昭和20年9月13日、宮城県栗原郡一迫町小坂本の農業狩野良夫、いちのの五男に生まれた。昭和39年3月、宮城県古川商業高校卒業。昭和42年4月、鳴子町上鳴子の木地業菅原春治の長女くにみと結婚して、春治の養子となった… 続きを読む