カテゴリー別アーカイブ: 土湯系

菅野富男

〔人物〕昭和5年3月5日、福島県土湯温泉坂の上の菅野義一、タツの長男に生まれた。父義一の祖父は扇屋の阿部仙太郎である。長らく北芝電機の保養所に勤めた。昭和43年に自家にロクロを設置し、木地を挽くようになった。こけしは特に… 続きを読む

加藤保明

〔人物〕昭和13年1月27日、福島の加藤英の三男に生まれる。安藤未黎の弟子となってこけしを作るようになった。師の未黎は描彩のみの作家であり、保明が誰から木地を学んだか判然としない。   〔作品〕安藤未黎の描法を… 続きを読む

渡辺ゆう子

〔人物〕昭和16年9月2日、福島県福島市土湯温泉の渡辺定巳、りんの長女に生まれる。昭和40年代に父の定巳の見様見真似でこけしの面描を行うようになった。伊達郡国見町の農業佐野清蔵の二男忠雄を婿に迎えた。婿の忠雄も昭和46年… 続きを読む

渡辺重吉

〔人物〕 大正10年5月19日、福島県土湯温泉の農業渡辺喜三郎の三男に生まれる。本業は石材業であったが、昭和51年より土湯の渡辺恒彦に師事し、本業の傍らこけしの製作を始めた。 平成8年7月19日没、行年76歳。&nbsp… 続きを読む

渡辺義雄

〔人物〕昭和4年2月18日、信夫高湯の渡辺正五郎の三男に生まれる。高湯温泉で鮮魚、豆腐などを扱っていた清水屋を経営する傍ら、昭和45年より篠木利夫についてこけし作りを習得し、こけしを作るようになった。 弟子に三浦利夫、菅… 続きを読む

阿部友寿

〔人物〕大正15年3月9日、福島県土湯温泉のこけし工人阿部広史の長男に生まれた。子供の頃より父の仕事をみながら、木地を挽くようになった。ただ、木地挽きの職業にはあまり馴染めなかったようで、14歳の頃に福島から横須賀まで歩… 続きを読む

渡辺忠雄

〔人物〕 昭和13年11月23日、福島県伊達郡国見町の農業佐野清蔵の二男に生まれる。学校を終えると自動車販売会社に勤めた。土湯の松屋に乗用車を納めたがその時の対応がよく、松屋の阿部シナが見込んで昭和41年山根会津屋の渡辺… 続きを読む

高橋忠臣

〔人物〕大正14年9月1日、高橋忠蔵、ミンの次男として、福島県相馬郡原ノ町に生まる。高橋佳隆に嫁いだ昌子は妹である。昭和15年、16歳のとき宮城県遠刈田温泉の北岡商店に徒弟として入る。当時、北岡の職人をしていた佐藤豊治に… 続きを読む

高橋順子

〔人物〕 昭和31年2月18日、福島県会津若松団体職員小林陽一の長女に生まれる。こけし工人高橋通と結婚。平成14年秋より木地、描彩に取り組み、平成15年秋からは描彩に専念するようになった。 平成16年9月の「東京こけし友… 続きを読む

高橋通

〔人物〕 昭和28年1月13日、福島県原ノ町の役場勤務高橋佳隆、昌子の長男に生まれる。父佳隆は昭和29年には上京して、京王帝都電鉄に入社した。一家は京王帝都電鉄の寮に移った。昭和33年に妹の美恵子が生まれた。昭和35年一… 続きを読む