〔人物〕明治28年2月16日、米沢の舟山嘉蔵・たかの三男として生まれた。 舟山家は士分の家柄であったが、維新以後嘉蔵は大工となり、明治時代後期には棟梁として職人を束ねる立場となった。三男の嘉作は米沢市花沢町で木地業を開業… 続きを読む
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舟山照子
〔人物〕大正8年1月6日、新潟県新潟市山田町の山岸壽治、ハツの長女に生まれる。父の壽治は公家の流れをくむ東條家の出で、山岸家の養子となった。照子は裕福な幼少期を過ごし、絵を描くことを好んだ。昭和13年頃から米沢の舟山嘉作… 続きを読む
星博秋
〔人物〕昭和28年9月12日、岩手県宮古市白浜の星博の長男に生まれる。定良は弟である。 父の博は山林の木地に関わる仕事をしていたので、博秋は独学で木地の技術を身に着けた。昭和46年から小原の本田亀寿の指導を受けることがで… 続きを読む
堀実
〔人物〕明治29年10月3日、農業堀吉太郎長男として山形県南置賜郡南原村芳泉(現米沢市)に生まれた。米沢興譲館高校卒業後、村役場の勧業係をしていたが、大正6年ころから、当時米沢にきた小林吉太郎と親しくなり、趣味にこけしを… 続きを読む
福地芳雄
〔人物〕昭和2年4月11日、福島県中ノ沢の福地卯三郎の長男に生まれた。最初は福島県土湯温泉の阿部一郎について木地を学んで土湯様式のこけしを作っていたが、その後中ノ沢の岩本芳蔵に師事して芳蔵の型を作るようになった。 昭和4… 続きを読む
平間勝治
〔人物〕昭和16年3月30日農業平間金平の六男に生まれる。昭和31年4月より宮城県遠刈田の大宮正男について木地の修業を始めた。勝治は大宮正男の妻の甥にあたる。こけしは昭和44年10月より製作している。 平成30年には宮城… 続きを読む
原野光璋
〔人物〕昭和17年2月8日、東京の会社員原野光幸の長男に生まれた。昭和38年より宮城県鳴子の早坂隆に師事して木地を学んだ。昭和58年頃より自分の名義でこけしを発表するようになった。 〔作品〕早坂隆よりの伝承であるが、鳴子… 続きを読む
早坂晃
〔人物〕昭和13年2月22日、北海道の会社員早坂耕五郎の長男に生まれる。昭和31年より仙台市青葉区八幡町の叔父早坂伝吉について木地を修業した。昭和43年より青葉区芋沢の佐藤正広の工場の職人として働いた。昭和48年2月に青… 続きを読む
畑山正栄
〔人物〕大正14年10月12日、青森県に生まれる。戦前山谷権三郎の弟子となり、昭和15~6年頃には自分名義のこけしも出していた。しかしその後まもなく転業したようで、以後の消息は不明である。〈こけし辞典〉執筆当時でも、温湯… 続きを読む
羽鳥広良
〔人物〕大正15年10月31日、米沢の羽鳥信弥の長男に生まれる。 米沢のこけし工人小林友次の弟子となって製作を学んだ。子守こけしなど新作こけしを作っていたが、昭和50年代より友次譲りの伝統的な作品も発表するようになった。… 続きを読む